今回、出会ったのは
もはや賞賛にあたいするぐらいに
匂いが好きで好きでたまらないお前。






昨日から履きっぱなしの足を
身体に乗せられただけで
甘い吐息が漏れる。



あら？私、まだ何もしていないのだけれど。




この足がゆっくりと
お前の肌をなぞって



少しずつ私の香りが
お前のその鼻腔に近づいていく。




けれど、まだおあずけ。



息がどんどん荒くなっていくお前。





まだまだ始まって間もないのに
そんなことじゃ



ここから先、ちゃんと耐えられるのかしら？








私の脚の指が
少し掠めているだけなのに




お前の身体は
びくびく、びくびく
動いてしまって




これじゃあまるで
触られるすべての場所が
性感帯みたいね。




いまどきこんなに敏感な身体の子
女の子でも早々いないのではないかしら。




スケベな身体を持ってるって
大変ね。




感じるところが多ければ多いほど
どんどん気持ちよさが増えていって
頭の中がぐちゃぐちゃに
気持ちよくなっていってしまうものね？


そんなお前だから
もっと敏感になれるように



余分な視界は塞いでしまおうね。



これでどこをどのようにされてしまうか
わからなくなってしまったね。


かわいそうに。



けれど、それがまた気持ちいいのだと
口ではなくて身体が応えてくれる。




よくなっていっているのが
よくわかるお前の身体。




いっぱい撫でられて
いっぱいびくびくして
耐えたご褒美に



まずは片足。








念願の匂いを肺いっぱいに吸い込んで
喜悦の声を零すお前。





一生懸命に吸い込むその姿は
さながら主人の匂いに酔う”犬”ってところかしらね。




そんなに欲しいのなら
もう片方も乗せてやろう。







今までより更に深く吸い込むお前。




大好きな匂いに嗅覚を犯されたお前は
どんどん息が荒くなっていく。




ほんと、こんな変態がよくいたものね。
けど、それだけ私の匂いと少しの感触だけで
どんどんよくなっていくお前は



いい奴隷犬になれそうね。



今度はもっと深く気持ちよくなれるように
してあげるわね。